クレジットカードも総量規制対象?
クレジットカードも総量規制の対象となるのですか?
クレジットカードにはショッピングとキャッシング機能がありますが、総量規制の対象となるのはキャッシングのみです。ショッピングに関しては「割賦販売法」という別の法律が適用されるので、総量規制は関係ありません。
総量規制の質問で多いのがクレジットカード関連のことです。クレジットカードは現金が無くても買い物ができるショッピング機能と、現金を引き出すキャッシング機能に分かれています。
総量規制対象となるのはキャッシング機能のみです。クレジットカードのキャッシングについては総量規制が適用されますので、消費者金融と同じく、借入が年収の3分の1を超えたのが判明した時点でキャッシングの利用は停止となります。
しかし、ショッピング機能については、貸金業法では無く、「割賦販売法」が適用されるので、ショッピング利用枠は総量規制と関係がありません。
ですから、仮に年収3分の1を超えてキャッシングしていたとしても、ショッピング枠は年収3分の1を超えたからという理由では停止にはなりません。
ショッピングには一括払い、2回払い、毎月一定額を払うリボ払い等がありますが、リボ払いでも総量規制対象にはなりません。
総量規制とは関係ないので、例えば年収300万円の人がショッピングリボ払いで100万円利用していたとしても、総量規制には含まれませんので、まだ年収3分の1の100万円までクレジットカードのキャッシングや消費者金融から借入が可能です(借りれるかは審査次第ですが)。